―プラごみのリサイクルを通じ、循環型社会の実現を皆で後押ししよう―。
レンタルサッカー場「スポーツジャングル10」(横浜市旭区上白根町)に、環境循環型自動販売機2台が設置されました。コカコーラボトラーズジャパン神奈川支社横浜支店の提供。売り上げの2%が、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス(横浜市磯子区、河原勇輝代表=写真左)の手によるエコバッグの製作費に当てられます。
河原代表は、地域の清掃ボランティアで回収されたプラスチックごみでエコバッグを作り、それをボランティア参加者や地元小学校に配ったりと、環境啓発活動を続けてきました。ペットボトル約4本で一個のエコバッグが出来るといいます。同社の山本剛横浜支店長=写真中央や同サッカー場を所有するシュートの木村祐子代表=写真右らと一緒に地域活動に取り組む中で、今回の導入が実現したと言います。
サーキュラーエコノミー(循環型経済)で地域の課題解決を目指してきた河原さん。「スポーツ活動の合間、飲料を購入する際に気軽に、環境についての意識を高めてくれたらと」話しています。コロナの状況が落ち着いたら、親子で参加できるエコバッグ作りワークショップなども開催していきたいとか。
「サーキュラー・エコノミーplus自販機」と名付けられた同自販機。写真家・森日出夫さん撮影の風景写真でラッピングされ、横浜らしさが演出されています。ラッピングの種類は7パターン。「SDGs推進は、オール横浜の力で。自販機が広告塔になれたらいいですね」と、山本支店長。自販機を導入希望する企業・団体・施設を募集しています。同サポートオフィスhttps://livinglabsupportoffice.yokohama/にアクセスを。 (神奈川新聞社・遠藤陽子)