【横浜中華街の職域接種会場で“モデルナ難民”受け入れ】

新型コロナウィルスのワクチン接種で、米モデルナ製の2回目を打てない「モデルナ難民」を救済しようと、横浜中華街発展会協同組合(高橋伸昌理事長)は県内外700人に接種機会を設けると発表しました。期間は10月10日まで。同組合が実施する職域接種で受け入れます。

 

モデルナ難民は、職域接種や大規模接種で1回目を受けたものの、体調不良などで2回目を受けられないでいるケース。
1回目を受けた際、2回目接種日が自動設定され、変更予約が取れずに苦労している人も多いとか。

 

同組合の職域接種は当初より1カ月半ほど実施が遅れたことで接種者が減り、ワクチンを返却する予定でした。
しかし、2回目を打てずにいる声が多い現状を受けて対象拡大を検討することに。
厚生労働省や周辺自治体と調整を重ね、今回の受け入れを実現させました。

 

高橋理事長は「接種会場はアクセスも良く、夜間実施のため仕事帰りにも立ち寄れる。一人でも多くの人に知ってほしい」と呼び掛けています。
横浜市中区の中華街パーキングで午後6時半~9時半。日曜は午後2時半~5時半の2回。

 

事前予約☎045-662-6030。またはvaccine@chinatown.or.jp
間隔が27日以上であれば、1回目にモデルナ製以外のワクチンを接種をした人も接種可能です。(遠藤陽子)

 

 

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