1859年、横浜の開港を機に、近代日本が「開国」しました。
開港以来、さまざまな歴史・文化を積み重ねてきた先人の苦労を振り返り、新しい一歩を踏み出すべく、私ども、横浜開港の歴史を伝える5つのエリア(馬車道、関内、山下公園通り、横浜中華街、元町・山手)が中心になり、横浜開港200周年に向けて、開港記念イベント「横浜セントラルタウンフェスティバル」を、毎年開催しております。今年は、4大イベント(横浜パレード、トライアスロン横浜大会、Y159、開港祭)が連携して、「横浜開港月間」として、さらに盛大に展開いたします。横浜の空の下で、港の風にふかれながら、街歩きを楽しみ、地元のグルメを楽しみ、そして、横浜を愛する人々の集うイベントを楽しんでいただきたいと思います。
横浜セントラルタウンフェスティバル“Y159” 実行委員長 濱田 賢治
横浜開港当時の文明開化の浪漫あふれる街並みは馬車道のいたるところに残っています。5月にはアイスクリーム発祥を記念するイベント、11月には本物の馬車が登場する「馬車道まつり」を開催、歴史にちなんだイベントで街を盛り上げます。夕方になれば、ガス灯の柔らかなあかりが灯ります。
横浜は幕末から明治へと日本が世界に門戸を開いた開国の原点であり、関内は横浜発祥の地です。この歴史的、文化的背景を存分に活かし、歴史・文化・自然と共生しながら、国際港横浜の玄関口にふさわしい、国際色豊かな“ハイカラなまちづくり”を進めていきたい街であります。
世界でも屈指の規模を誇る横浜中華街は「食」と「文化」の街です。約600店舗がひしめき、グルメやショッピングに何度訪れても楽しめます。「横濵関帝廟」や元町に繋がる南門シルクロード沿いにある「横濱媽祖廟」、山下町公園にある「會芳亭」、風水に基づいて建てられた東南西北の「牌楼(門)」など、中華街ならではの雰囲気が満喫できます。